活動報告

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2010年度JAOS秋季定例総会

2010年12月9日(木)

於 渋谷フォーラムエイト

出席会員(26団体、32名、委任状出席14団体)のもとJAOS秋季定例総会が開催された。 それぞれのタスクチームから活動報告、活動計画がなされ、特にタスクチームから消費者庁、CIEL、留学協会も協働で 現在進行中の「留学サービス審査機構(仮称)」についての報告があった。これは、留学事業者の倒産等による社会への影響を重視し、財務面から審査認定する仕組み(審査基準と組織)を立ち上げる計画で、今年度の立ち上げを目標としている旨発表があり、これにつき活発な議論がなされた。 また、事務局より「Global Japan Initiative プロジェクト」の確認がなされた。 加速するグローバル化のなか、派遣留学についても各方面から様々な提言がなされているが、このGJIプロジェクトは、これらを受け止めるプラットフォームとして機能し、オールジャパンとしての留学戦略を構築することで、留学事業を活性化し市場を拡大することを目的としている。また、このプロジェクトには外部委員を置くことが決議された。 さらに、2010年春に承認された「Japanextプロジェクト」がさらに具体化し、「派遣留学」(送出し)、「受入留学」(受入)、「就職」(留学生の就活支援)を柱に今年度中にこれら3諮問委員会を立ち上げることが確認された。 また、来年2011年でJAOSは設立20周年を迎える。これを機に「20周年記念行事委員会」を発足させることになった。

米国大使館 / JAOS主催 アメリカ留学セミナー

2010年11月12日(金),11月19日(金)

11月12日(金):於福岡県国際交流センター、11月19日(金):於那覇市職員厚生会「厚生会館」

9月に札幌、仙台、新潟で開催したセミナーと同じシリーズで「キャリアデザインとしてのアメリカ留学セミナー」(グローバル人材育成と留学-日米大学併願と高校・大学交換留学ー 将来のキャリアデザインを意識した進路指導)と題して開催された。今回は新たに、岡崎仁美(株式会社リクルート リクナビ編集長)にも加わっていただき、より充実したセミナーとなった。参加者は福岡会場で17名、那覇会場で24名であった。 福岡会場ではある高校の教頭先生が「採用のグローバル化にについて、とうとう日本の大学生にも黒船が来たと思います。高校の進路指導も変わらなければ。」と発言され、これはセミナーの狙いでもありこういう先生が増えていってくれなくては日本の現状は変わらないわけで、であるからこそ、このようなJAOSの活動の意味があると感じた。

米国大使館 / JAOS主催 アメリカ留学セミナー

2010年9月22日(水)、9月27日(月)、9月28日(火)

9月22日(水):於札幌アスティ45、9月27日(月):於仙台メトロポリタンホテル、9月28日(火):於チサン新潟

協力経済産業省 / フルブライト・ジャパン(日米教育委員会) / (社)日本青少年育成協会、「グローバル人材育成と留学-日米大学併願と高校・大学交換留学」と題して、主に高校の先生方を中心にセミナーを行った。 趣旨としては、グローバル化の波にさらされ大きな転換期を迎えようとしているこれからの日本で、高校生にとって進路の1つとしてのアメリカへの大学留学(進学)を高校の先生方と考えるもので、基調講演とパネルディスカッション形式で行われた。基調講演1「我が国の経済成長戦略と産業人材育成施策-人材のグローバル化について」と題して大野孝二氏(済産業省政策局産業人材政策室室長補佐)、基調講演2「アメリカ大学進学のメリット」と題して森田正康氏(株式会社ヒトメディア代表取締役、『東大よりハーバードに行こう』著者)。パネルディスカッションでは「グローバル人材育成と留学」と題しパネリストに基調講演をされた大野氏、森田氏の他に市川敦子氏(フルブライト・ジャパン(日米教育委員会))留学情報アドバイザー)、コメンテーターに林 隆樹氏(JAOS事務局長)モデレーターに藤延芳子氏(日本認定留学カウンセラー協会(JACSAC)会長)を迎え日本の大学受験とアメリカの大学進学について議論がなされ、フロアーからもいろいろ質問がなされた。 札幌会場には、トーマスH.ライオンズ氏(在札幌米国総領事館領事)がお越しになり、スピーチをいただいた。参加者は札幌が14名、仙台28名、新潟16名であった。

アイルランド大使館/JAOS共催 ― アイルランドの大学、語学学校視察訪問

2010年9月8日(水)~14日(火)

於 アイルランド

アイルランドへの留学活性化のためアイルランド大使館の予算でJAOS会員5名が参加した。事前に7月、8月とアイルランド大使館で各2時間のセミナーを行い、実際に、ダブリン、リムリックの大学、語学学校を訪問、それぞれの担当者とミーティングを持ち知識を深めた。

2010年度JAOS春季定例総会

2010年6月25日(金)

於 渋谷フォーラムエイト

出席会員(31団体、45名、委任状出席9団体)のもとJAOS春季定例総会が開催された。2009年度収支決算、2010年度収支予算案が承認された。各タスクチームより2008年度下期の活動報告と2009年度上期の活動計画が発表された。 新理事として山田 実氏((株)グローバルパートナーズ)、加藤ゆかり氏((株)留学ジャーナル)、佐藤隆太郎氏(株)JTBガイアレック)の3名が理事会より推薦、承認された。 また、以下のJAOS カウンシル(諮問委員会・推進委員会)の設置が提案承認された。 ◇ JAPANext プロジェクト諮問委員会 次代を担う青少年に対して、「留学」をキャリア形成に取り入れるための指導・支援活動を展開する。「留学」を入口の方向に拡大する。政府の「新成長戦略」の中、「我が国から海外への日本人学生等の留学・研修等の交流を30万人、質の高い外国人留学生の受入れを30万人にすることを目指す。」を受け、留学人口増加に向けてのアクションプランを、産学官、一体となった、initiative を展開する。 ◇「留学語学力」研究・諮問委員会 「留学英語」「留学中国語」など、日本人留学生志望者の、語学力増強のための、普及、支援体制の構築が緊急課題である。その推進策の研究、提言を受ける。 ◇「受け入れ留学」推進委員会 JAOS が加盟するFELCA の世界ネットワークは、日本の「留学生受け入れ政策」に寄与できる可能性のあるインフラであり、これを最大限活用する方策をとることで、日本政府の進める、「留学生受け入れ30万人計画」に寄与する。よって、JAOS会員のための新市場を創造する。 ◇ 「留学生就職活動」支援委員会 日本人留学帰国生のための就職活動の支援、在日外国人留学生のための、就職活動の支援を、検討、推進する。

JAOS / JAFSA国際交流協会共催『産学官グローバル人材育成委員会』報告会

2010年6月23日(水)

於 早稲田大学

経済産業省 経済産業政策局 産業人材政策室 室長補佐 内野泰明氏、早稲田大学 政治経済学術院 教授 白木 三秀(委員長)氏、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 取締役人事総務本部長 宮田 裕子氏を講師にまねき、参加者63名(共催者および講演者を除く大学、語学学校、留学関連企業・団体、等)で行われた。 開催の経緯は、経産省産業人材政策室、文科省高等教育局が事務局となり平成21年11月より「産学官人材育成パートナーシップ グローバル人材育成委員会」として検討を開始、4月に「報告書」がまとめられた。この成果を発表するかたちで行われた。 急激に変化、グローバル化していく世界と日本の経済状況に対して、「進路指導・就職支援を含めて大学での教育がどう対応していくべきか?」ということを考えさせられる非常に有益なセミナーであった。

第8回JAOS認定留学カウンセラー養成講座スクーリングセミナー・認定試験

2010年6月12日(土)、13日(日)

於 東京 アルクイベントホール

第8回目の「JAOS認定留学カウンセラー養成講座」のスクーリングセミナーと認定試験が2日間にわたって行われた。(JAOS主催、運営委託(株)アルク、参加者名、講師5名) 内容はワークショップを含む、非常に活気あふれる充実したスクーリングセミナーと1時間の筆記試験、グループプレゼンテーション試験であった。合否発表は7月末を予定。

米国大使館 / JAOS主催 アメリカ留学セミナー

2010年3月2日(火),3月9日(火)

3月2日(火):於東京アメリカンセンター、3月9日(火):於関西アメリカンセンター

協力フルブライト・ジャパン(日米教育委員会) / (株) ベネッセコーポレーション、「日米大学併願~進学先としてのアメリカの大学への可能性と対応法」と題して、主に高校の先生方を中心にセミナーを行った。 趣旨としては、グローバル化の波にさらされ大きな転換期を迎えようとしているこれからの日本で、高校生にとって進路の1つとしてのアメリカへの大学留学(進学)を高校の先生方と考えるもので、基調講演とパネルディスカッション形式で行われた。基調講演1「日本の最新大学入試動向と日米大学併願の方法」と題して  藤井雅徳氏(株式会社ベネッセコーポレーション ”Route H” ディレクター) 基調講演2「アメリカ大学進学のメリット」と題して森田正康氏(株式会社ヒトメディア代表取締役、『東大よりハーバードに行こう』著者) パネルディスカッションでは「日米大学併願を考える」と題しパネリストに基調講演をされた藤井氏、森田氏の他に笹田千鶴氏(フルブライト・ジャパン(日米教育委員会))シニア留学カウンセラー)、モデレーターに藤延芳子氏(日本認定留学カウンセラー協会(JACSAC)会長)を迎え日本の大学受験とアメリカの大学進学について議論がなされ、フロアーからもいろいろ質問がなされた。 特筆すべきは、ジョン・V・ルース駐日米国大使がお越しになり、逐次訳を含めて40分程のスピーチで日米間の教育交流の大切さについてのお話があった。参加者は東京が110名、大阪60名程で大盛況のセミナーとなった。

JACSAC「留学カウンセリングに活かす コーチングの基本スキル」セミナー

2010年2月25日(木)

於 ウィッシュインターナショナル(新宿)

JACSAC日本認定留学カウンセラー協会主催のセミナーが2月25日(木)、「留学カウンセリングに活かす コーチングの基本スキル」というテーマで、社団法人日本青少年育成協会主席研究員の小山英樹氏を講師に迎えて、日本認定留学カウンセラー協会(JACSAC)のセミナーが開催され、重要なコーチングスキルのひとつ「質問」について、レクチャーを交えながら、参加者同士がペアになって実際に「質問」テクニックを体験していただく参加型で行われた。参加者18名で参加型ということもあり実体験ができて大変好評であった。

2009年度第13回 JAOS/FGER Meeting

2010年2月12日(金)

於 AIG研修センター(錦糸町)

恒例となった JAOS/FGER (Foreign Government Educational Representative ) ミーティングも、今回で13回目を迎えた。FGER側、JAOS側からそれぞれ、留学動向の発表があり、活発な情報交換が行われた。 今年は新たな試みとして、JAOS側より、昨年秋より実施している、留学事業者団体連合会FELCA(本部ロンドン、加盟約1000社)と、世界の国別語学学校協会の集合体であるGAELA (Global Alliance of Education and Language Associations 加盟約2000校)が連携して行なった「世界の語学留学生の動向」調査結果の第2回目のサーベイ結果を発表した。 この調査は、FELCA加盟の世界各国の留学エージェンシー、GAELA加盟の世界の語学学校が参加して行われた、世界規模での史上初のサーベイとなった。 今回の調査結果は、初の試みであることから、調査項目やサンプル数などの事情により、市場動向を詳細に反映しているとは断言でないが、世界の語学留学の動向を俯瞰できるデータとして大いにご参考になった。しかし、結論として日本から海外への状況は厳しい状況にあることが確認された。 また、2年毎に行われている発表されたばかりの文科省の「平成20年度高等学校における国際交流等の状況について」も報告されたが、前回18年度とくらべて、高校生の3ヶ月以上の留学は2割減であった。 これを受け、各国大使館側も何らかの協働作業をすることにより日本から海外への留学を活性化させていく意見が出て、具体的にはアイルランド政府商務庁よりJAOS会員のファムトリップの提案がなされた。 参加はJAOS側30団体、40名、FGER側7団体(アメリカ大使館文化広報部、同商務部、日米教育委員会、オーストラリア政府国際教育機構、アイルランド政府商務庁、ブリティッシュカウンシル、カナダ大使館)12名、オブザーバー参加1名の計53名であった。

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