2008年5月22日(木)
於 自由民主党本部
表記会議(委員長:衆議院議員下村博文氏)より諮問を受け、JAOSより、山田会長、林理事長、林事務局長の3名で出席した。 「自由民主党留学生等特別委員会」では、本年1月の福田総理の施政方針演説における「留学生30万人計画(受入)」を受け、その実現に向けた具体的な施策の検討を進めており、今月末を目途に中間取りまとめを行う予定。そこで、自民党としては外国からの受入と共に、日本からの留学生の送り出し増加も「車の両輪」として議論をしたいとのこと。 今回、JAOSとJAFSAが諮問を受け、「送り出し留学」推進における課題と要望ということで発表をした。 JAOSの発表したポイント3点下記である。 課題 1 「留学」についての正しい知識、情報の欠如 要望: JAOS認定留学カウンセラー養成講座・認定試験制度の普及 課題 2 異文化間コミュニケーション能力の必要性に対する認識不足 要望: 留学成果の基本である生活体験留学、語学留学の重要性の普及 課題 3 留学帰国生の日本での就職環境の未整備 要望: 留学帰国生の新卒採用・就職支援 出席者は自民党当該委員会議員数名の他、文科省高等教育局各課より8名、法務省入国管理局より1名、外務省広報文化交流部より1名、厚生労働省職業安定局より1名、経済産業省経済政策局より1名、その他、上記各省の職員30名程、全体で70名程の会議であった。 1時間半ほどの会議の結果、上記JAOSの意図伝えられたように思う。また今後、JAOSとして積極的に「留学推進」のための献策をアピールしていきたいと思う。