JAOSでは、昨年、派遣留学生30万人計画ついて、自由民主党「留学生問題研究委員会」(委員長下村博文衆議院議員)の諮問を受け(2008/5/22)具体的施策を提案している。 今回、平成21年度補正予算の施行について、この下村議員と民主党参議院議員木俣佳丈氏を中心として表記の「派遣留学促進のための超党派勉強」が設立された。参加協力された議員は他に、池坊保子衆議院議員(公明党)、馳浩衆議院議員(自民党)、大島九州男参議院議員(民主党)、島尻安伊子参議院議員(自民党)であった。 JAOSおよび高留連(全国高校生留学・交流等連絡協議会)は、この勉強会の諮問を受け、派遣留学の現状説明とその促進のための具体的施策の提案を行なった。 この勉強会を受け文科省では、平成21年度補正予算における高校生の留学促進予算10億円を財源とする補助金による支援金支給制度を確定し、JAOSならびに高留連がこれを実施することとなった。 今回の経緯の中では、勉強会の監事として、日本の留学活性化のために多大な時間を費やし、ご尽力をいただいた下村議員、池坊議員、木俣議員に謝意を表明したい。